シンガポールより!外国語大好きおじさんのブログ

語学が大好きな日本人です。英検1級、中検1級、仏検1級に合格しました。これからも頑張ります!

新しい単語暗記法の発表です!

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お待たせしました!

最近僕が編み出した単語暗記法の発表です!

名付けて「見返し回数限定法」です!!!

今週の月曜日から、僕は以前と比べて3倍速のスピードでフランス語の単語カードを作成・暗記してきたのですが、これは、とりもなおさず「見返し回数限定法」を実践したおかげです!

やり方は以下の通りです。



まず、単語カードを作成します。ちなみに僕の場合は、現在は朝50枚、夜100枚の1日合計150枚のペースです。上の3枚目、4枚目の写真でごらんいただけるように、今は仏英辞典の暗記をしているので、表面にフランス語を、裏面に英訳を、それぞれ書いています。

次に、作った単語カードを10枚ごと(5枚ごとでもOKです)のグループにして、2回カードをめくって暗記をします。この暗記は必ずカード作成後すぐにおこなうようにしてください。作成直後の場合は、かなりの割合でカードに書いた内容が頭に残っているからです。(もし単語カードを作成してから休憩を取る場合は、30分以内が限度です。)

1回目は、単語カードを1枚ずつめくるのですが、この時は外国語(表面)→訳(裏面)の順番でゆっくりとめくって、できる限り裏面の訳を暗記するようにして頑張ってください。ただし、一旦カードを裏にめくったら、少々不安でも絶対に表にめくり返さないで、次の単語カードに進んでください。

2回目は、再度このグループの単語カードをめくりますが、この時は1回目と比べて、どれだけ暗記できたかを見ます。僕の経験によれば、大体10枚中の8、9枚は、この時点で暗記できています。ここでも繰り返しますが、一旦カードを裏にめくったら、絶対に表にめくり返さないで、次の単語カードに進んでください。

もし暗記が間違っていたら、「残念でした。それでは次に進みます。」と自分に言い聞かせて、心を鬼にして強制的に次のカードに進まなければいけません。

この2回の暗記が終わったら、次の10枚のグループに進んで、同じことを繰り返します。

このやり方で全てのグループの単語カードを2回ずつ暗記できたら、最後に全体の総仕上げをします。

全てのグループを全部1つにまとめて、再度1枚ずつカードをめくりながら3回目のチェックをします。

この3回目では、カードをめくる際に暗記が間違っていた場合は、そのカードを脇に抽出して、「残念でしたグループ」としてまとめておいてください。

ここでも、間違っても絶対にカードをめくり返さないのが鉄則です。

「前にしか進めない」と自分に言い聞かせて、勇気を出して最後のカードまでめくってください。

めくり終わったら、最後に統計を取ります。例えば100枚中92枚正しく暗記できたとしたら、最初の単語カードに日付と「92/100」と書き記して、「残念でしたグループ」の8枚のカードを、束の一番下に移動させ、この100枚のカード全部を輪ゴムなどで括っておきます。

「残念でしたグループ」の8枚のカードは、この時点ではこれ以上復習せずに、「残念でした」の名称通り、一旦あきらめてください。絶対に完璧に覚えようとしてはいけません。

これで1日目の勉強が終わりです。



2日目は、前日のカードを取り出して復習をします。

まず前日に統計として記入した「92/100」という数字に基づき、グループの一番下にまとめてある「残念でしたグループ」の8枚のカードを取り出します。

この8枚のカードを、前日やったのと同じ方法で、2回転させて暗記します。

次に残りのカードと一緒にまとめて、前日の3回目のチェックと同じように、1枚ずつカードをめくりながら、きちんと暗記ができたグループと、新しい「残念でしたグループ」に再度仕分けをします。

ここでも、一旦めくったカードは、絶対にめくり返さずに、そのまま最後まで進んでください。

そして2日目の統計として、新しい「残念でしたグループ」の枚数に基づいて、日付と正答率(例:10/17 95/100)を最初の単語カードに記入し、新しい「残念でしたグループ」をカードの一番下に移動させます。



3日目以降は、時間が許す限り2日目と同じプロセスを繰り返し、徐々に正答率を上げるようにしていきます。




以上が「見返し回数限定法」のやり方です。

この方法の最大のポイントは、名前の通り、カードを見返しできる回数を全部で3回までに限定しているので、どんなグループの単語でも、物理的に3回見るだけで必ずその日の勉強が終結するという点です。

この方法なら、物理的に勉強にかかる時間を限定できるので、単語の暗記のために疲れすぎてしまうという事は絶対にありません。

僕はこうやって温存できたエネルギーを、そのまま次の単語カードのグループの作成・暗記に使って、どんどん時間にレバレッジをかけるようにしています。

以前の僕は完璧主義にこだわっていて、100枚の単語カードを暗記するのに、たとえ100枚中1枚だけ暗記できなかったとしても、全部やり直して、完璧に暗記できるようになるまで何回も繰り返していました。

このスパルタ方式も、もちろん一定の効果はありますが、完璧にやり終えた頃には、もうクタクタに疲れていて、翌日まで休まなければ次の勉強に進めない有り様でした。

僕の経験からすると、完璧スパルタ方式で100枚暗記するのと、「見返し回数限定法」で100枚中95枚不完全に暗記するのとでは、所要時間が3倍は違います。

つまり、頑張って完璧に100枚のカードを暗記する時間を使えば、「見返し回数限定法」なら285枚(=95枚 X 3回分)暗記できるので、もう完全に量で差がついてしまうのです。

しかも、完璧スパルタ方式は復習するのにも多大なエネルギーを使うのに、「見返し回数限定法」なら、暗記を間違っていたら「残念でしたグループ」に入れて、次回の復習にまわすだけで済みます。本当に良いこと尽くめなのです。

というわけで、僕は完璧スパルタ方式には、きっぱりと別れを告げて、この新しい「見返し回数限定法」に完全に鞍替えしました!!!

これからは「見返し回数限定法」を使って、どんどんフランス語の単語を暗記していくつもりです!

興味のある方は、ぜひお試しになってみてください!!!

以上、僕の新しい勉強方法の発表でした。長い文章を読んでいただいて、ありがとうございます!

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