シンガポールより!外国語大好きおじさんのブログ

語学が大好きな日本人です。英検1級、中検1級、仏検1級に合格しました。これからも頑張ります!

読者の方からのご質問:長文暗記の題材と分量

今日は、このブログの読者の方からのご質問にお答えしようと思います。

最近audiobookを聞きながら原書の長文暗記、音読&暗唱に挑戦してる者です。質問したいことがあるのですが、外国語大好きおじさんは暗記する本は何を基準に選ばれていますか?また、1日の暗記量などはどう決めていますか?


とても良いご質問です。

結論からお答えすると、話し言葉に近くてスラスラと読み進める事のできる文体がおすすめです。

具体的に言うと、純文学作品よりも、通俗的な小説の方が良いと思います。

サラサラした文体を大量に暗記すると、サラサラした英語が使えるようになるので、一番ネイティブに通じやすく、広く応用が効きます。

日本語で例えてみれば、大江健三郎よりも村上春樹の文体の方が、より自然で分かり易いので、外国人の学習者には向いていると思います。

8年前に、僕は英語の長文暗記についてこういう記事を書きましたが、暗記に使ったのは、とても読みやすい文体の通俗小説でした。

この小説からは合計で300ページの分量を暗記しました。300ページをこなした頃には、ネイティブが読んでも違和感のない自然な文体の英語が書けるようになっていました。

また、1日の暗記量に関するご質問ですが、僕は暗記する文章の長さよりも、1回の練習に使う時間を決めています。

具体的には、朝起きてから1杯目のコーヒーを飲む時間を暗記に使うようにしています。僕はコーヒーをゆっくり楽しみながら、英語の暗記をするのですが、飲み終えるまでが45分間くらいです。その時間で暗記できなかった分は翌日に繰り延べています。

僕が暗記する文章は英語だと350語程度で、普通の速度で朗読すると2分半程度の長さです。

僕の記憶力では45分で全部暗記する事などとても無理なので、1つの文章を暗記し終えるのに4、5日かかります。毎日少しずつ暗記して、それを最後につなげて暗誦するのが、僕のやり方です。

僕の回答がご参考になれば幸いです。

今後も語学関連のご質問をぜひお寄せください!


(僕のツイートはこちらにてご覧いただけます。)



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