シンガポールより!外国語大好きおじさんのブログ

語学が大好きな日本人です。英検1級、中検1級、仏検1級に合格しました。これからも頑張ります!

イタリア語学習1年経過

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去る3月31日で、僕がイタリア語の勉強を1から再開してから丸1年が経過しました。

 

イタリア語は2008年から何度かトライしていますが、ずっと三日坊主で長続きせず、挫折を繰り返してきました。

 

そんな経歴があるので、今回の勉強が長続きしているのには、とても励まされています。

 

僕は相変わらず語学アプリのBabbelでレッスンを学んでいます。

 

Babbelのレッスンでは、出てくるセンテンスをANKIアプリに入力して、全部暗記するようにしています。

 

このセンテンスの暗記はとても大変な作業で、1つのレッスンを学び終えるのに2時間以上かかる事もあります。しかも翌日には復習として同じ内容を再度暗記するので、なかなか次のレッスンに進めません。

 

でも、センテンスを暗記し始めてからは、文法の基礎がしっかりと身に付いてきているのを感じます。

 

あと数ヶ月で中級者コースを学び終えるので、それでBabbelのレッスンはひとまず終わりにして、次は最近日本で購入した音声CD付きの教材を学ぶつもりです。

 

さて、読者の皆さんに興味があるのは、1年間やってどれだけ進歩があったのか、という事でしょう。

 

結論から言って、僕はまだイタリア語をほとんど話せません。

 

会社にはイタリア人の同僚がいますが、彼とは一言もイタリア語で喋った事がないですし、彼は僕がイタリア語を学んでいる事さえ知りません。

 

がっかりされた読者の方もいると思いますが、僕はそもそも1年そこそこで話せるようになる方が珍しいと思います。

 

僕はフランス語を学び始めてから仏検1級に合格できるまで5年かかっていますが、イタリア語でも同レベルに到達するには5年くらいはかかるはずです。

 

気を長く持って、焦らずに勉強していきたいです!!!


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ありがとうございます!!!

イタリア語学習に関するアップデート

久々のブログ更新です。

 

今日の記事はイタリア語学習に関するアップデートです。

 

主な内容:
イタリア語のセンテンスの暗記を本格始動
イタリア語の単語の学習に関して

 

僕は去年の3月31日からイタリア語の勉強を1からやり直し始めたのですが、早いもので9ヶ月半が経過しました。

 

教材は一貫して語学アプリのBabbelを使って勉強してきました。初級者コースから始めて、現在は中級者コースを学んでいます。Babbel のカリキュラムは初級者コースと中級者コースのみなので、僕はもう後半にさしかかった事になります。

 

9ヶ月半の間、僕は1日目に新しいレッスンを学び、2日目に復習するという、ゆったりとした2日間の学習サイクルを繰り返してきました。丁寧に学んだ結果、フランス語よりはずっと速いスピードでイタリア語が上達しています。

 

  イタリア語のセンテンスの暗記を本格始動

今年に入ってからは、少し学習に負荷をかける事にして、Babbelのレッスンに出てくるイタリア語のセンテンスを、単語カード学習アプリのAnkiを使って逐次暗記していく事にしました。

 

どうしてセンテンスを暗記しようと思ったかと言うと、僕が慕っている英国出身の語学の達人が、やはりBabbelを使って積極的にセンテンスを学んでいるという話を僕にしてくれたからです。

 

その達人は、スペイン語もイタリア語もペラペラなのですが、その割には語彙の量はさほど多くなく、小説などはまだ辞書なしでは読みこなせないようです。

 

限られた語彙にも関わらず話し言葉がスムーズなのは、やはり彼が積極的にセンテンスを覚えているからではないか、と一緒に話をしていて感じました。

 

そんなわけで、僕もセンテンスの暗記を開始しました。数日間やってみて思ったのは、やはりこの方法は話す力を上達させるには最強だという事です。

 

  イタリア語の単語の学習に関して

センテンスを暗記するのは、話す力を引き上げるのにはとても効果的ですが、センテンスばかりを覚えても単語の量はなかなか増えません。でも単語力がなければ、いつまで経ってもイタリア語の小説を読めるようにならないのが現実です。

 

単語の量を増やすには、やはり単語集や辞書を直接学ぶのが一番手っ取り早いので、センテンスの暗記と並行してこの単語集を学ぶ事にしました。

 

 

先週から学んでいますが、実に丁寧に作られている優れた単語集で、音声を聞きながらページをめくっているだけで、結構単語が頭に入ってきます。

 

日本では、この種の音声付きの外国語の単語集が沢山出版されていますが、英語圏では見かけた事がありません。こんな素晴らしい教材でイタリア語を学べる我々日本人はかなりラッキーです。

 

しばらくの間は、この単語集を学んで語彙の基礎を築き、ひと段落したら別の単語集や辞書からイタリア語の単語を学んでいくつもりです。

 

僕の英語やフランス語の学習経験から見て、イタリア語の小説を読みこなせるようになるには、約2万単語は必要です。

 

そのため、イタリア語の小説が読めるようになるのは、まだまだ先の事です。今の時点では、まだ小説に手を出そうとは思いません。今無理やり読もうとしなくても、将来一定のレベルに到達すると自然に読みたくなるでしょうから、焦らずにその時期を待つ事にします。

 

センテンスの暗記にしても、語彙の勉強にしても、イタリア語の学習に深みと広がりを持たせるには、両方とも必要です。両者のバランスを上手くとって勉強を進めないといけません。

 

僕のイタリア語が2019年にどれだけ上達するのか、今からとても楽しみです!


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多言語学習者が陥りやすい罠にご注意を!

僕は今まで沢山の言語の勉強を手掛けてきましたが、今日は僕のような多言語学習者が陥りやすい罠に関して、感じた事を書いてみます。

僕自身を含めて、ユーチューブで多言語の語学ビデオをアップしているポリグロット・コミュニティを長年観察してきて辿り着いた結論ですが、多言語学習者が陥りやすい最大の罠は、ずばり自分の言語学習能力を過信して、おごってしまう事だと思います。

言語学習者の多くは、自分が今まで複数の言語を学んでペラペラに話せるようになったというプライドが、多かれ少なかれあります。

それ自体は悪い事ではありません。

でも危ないのは、過去の経験から語学のコツを十分に心得たつもりになっていて、新しい言語を学ぶにあたって、普通の学習者よりもずっと速いスピードで上級者になれるはずだ、というある種の強迫観念にとらわれてしまうことです。

実際、ユーチューブには「3ヶ月でペラペラに」とか、超短期で新しい言語の上級レベルにチャレンジしようとか、何年も苦労しないでスマートに外国語を勉強しようというテーマのビデオが実に沢山アップされています。

僕自身もご多分に漏れず、イタリア語検定1級試験に短期で合格してみせるという実に荒唐無稽な考え方を持っていました。

でも、実際にふたを開けて見ると、いわゆる語学のベテランでも、数ヶ月間で新しい言語の上級レベルまで上り詰める事など所詮不可能で、こういう試みはことごとく失敗に終わっています。僕のイタリア語検定1級合格宣言も、見事に惨敗に終わりました。

では、どうしてこんな事が起こるのでしょうか?

僕は、多言語学習者は最初の1か国語を上級レベルまで学ぶのに物凄く沢山の時間とエネルギーを費やしているので、その苦い経験がトラウマになり過ぎているのが大きな原因だと思います。

僕は小学4年生で英語をABCから学び始めて、ペーパーバックの小説を辞書なしでスラスラ読みこなせるようになるまで、実に11年間かかりました。特に高校から大学にかけて、大量の単語カードを徹夜で手書き作成し、それを必死に暗記して、やっと本が読めるレベルまで到達しました。

そんな経験から、次に新しい言語を学ぶ際には、苦労は極力さけて、短期間でスマートに学びたいと考えてしまうのです。

でも、短期間で語学をマスターする目標に辻褄を合わせるには、語彙・文法・発音を超ハードなスケジュールで勉強する事を余儀なくされます。たとえ語学愛好者であっても、高いテンションを維持できるのは長くて数週間で、大抵の場合は燃え尽きて自然消滅してしまいます。

結局、語学のベテランでも、新しい言語を突貫工事のように短期でマスターするのは無理な話だと、僕は今更ながらに痛感しています。外国語の勉強というのは、少なくとも数年間はかかる、息の長い努力が必要なのです。

というわけで、僕は今手掛けているイタリア語に関しては、とにかく焦らずにゆったりと構えて勉強していくつもりです。

初心に戻って、無理な期待はせずに、末永く勉強を続けていきます!!!



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イタリア語学習を再開しました!

ずっとご無沙汰でしたが、昨日とうとうイタリア語の勉強を再開したので、今日はそのご報告です。

イタリア語に関しては、2008年に初めて教材を買って以来、何度か挑戦と挫折を繰り返しました。今回はそんな事はお構いなしに再挑戦します。

なぜイタリア語をやりたくなったかですが、主に以下の理由からです。

フランス語の理解度が上がるにつれて、前よりも勉強に余裕を感じるようになり、イタリア語やスペイン語などの近隣の言葉にも興味が向いてきた事。

職場にイタリア人の同僚がいるため、毎日イタリア語が聞こえてきて興味をそそる事。

以前からイタリアの風景や文化に憧れてきた事。

イタリア文化は僕がもともと好きなフランス文化と密接な関わりがあるという事。

イタリア語の音声が聞いていて心地よく、文化的な奥床しさを感じさせる事。


等々です。

使用人口から見れば、スペイン語の話者の方がイタリア語よりも遥かに多く、経済価値も前者の方がずっと上でしょうが、僕は経済価値にはそもそも興味がありません。それよりも個人的に感じるイタリアへの憧れを無視する事はできないので、迷わずイタリア語を選びました。

僕は今まで色々な言語を手掛けてきましたが、最近数年は既存の語学知識に深みを与える事に重点を置き、新しい言葉の習得には全く意欲が湧きませんでした。今までの経験から、1つの言語を上級レベルまで学ぶのがどれだけ大変か良く分かっているので、安易に手を出そうとしなかったのも事実です。

でも最近になって考えが変わり、新しい言語に関しては、別に上級レベルまで引き上げなくてもいいじゃないか、と思うようになりました。

ロマンス語系の言語に関してはフランス語だけを徹底的に学ぶようにして、類似言語のイタリア語、スペイン語ポルトガル語に関しては、会話が聴き取れて、本が読めるようになれば、それで十分だと見なす事にしたのです。

ヨーロッパだと、例えばフランス語とイタリア語の話者が、お互いに自分の母国語で相手に話しかけて、会話が十分に通じるというケースが数多くあります。僕の欧州人の元同僚はまさにそのケースで、フランス語で受けた質問にイタリア語で答えるというような事を、毎日当たり前のようにしていました。

自分の母国語で堂々とした態度で話すのは、それはそれで無駄がなくてクールだな、と感じます。悪く言えば開き直りですが、そういう考え方で臨むと、外国語学習も上級者を目指さなくてもいいと思えるようになります。類似言語の場合は、話せなくても理解できればいいのです。

そんな事もあって、今回のイタリア語学習に関しては、僕は徹底的に手を抜く事にしました。喋れるようになる事は最初から目指さず、ただ読解と聴解ができるようになる事を目標にします。

さて、肝心の教材ですが、今回はオンラインの語学カリキュラムで有名なBabbel.comを使って勉強をする事にしました。Babbel.comはとても評判の良い業者で、僕は以前フランス語の学習プログラムを使った事があり、使いやすいインターフェースに非常に感動しました。良心的な価格設定なので、お金の心配もありません。

これからBabbel.comのオンラインのカリキュラムを1レッスンずつこなしていくのですが、僕はイタリア語の勉強には1日に10分程度しか使わない事に決めました。ただしこれを毎日続けます。

短い時間に限定するのは、僕のフランス語の勉強を守るためです。僕は毎日約2時間使ってフランス語を学んでいますが、これからもフランス語を自分の基軸言語にして学び続けるつもりです。語彙でも文法でも、フランス語とイタリア語は似通っているので、フランス語の上達はイタリア語の上達にもつながります。今後の課題はフランス語の知識をイタリア語に転換するパターンを探す事です。

また、毎日続けるのは、前に習った内容を忘れて無駄にしたくないからです。1日目に新しいレッスンを学んで、翌日復習し、翌々日に次のレッスンに入る、というサイクルで勉強を進めていきます。

読解と聴解だけを目指す勉強とは言え、少なくとも数年はかかる大型プロジェクトです。焦らずにゆったりとした心持ちで学んでいきたいと思います。

今後どういう発見があるのか、今からとても楽しみです!!!



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フランス語個人レッスン3回目の感想

今日はフランス語個人レッスンの3回目の授業がありました。

今回の記事では、授業を実際に受けてみて感じた事に関して書きます。

僕が今教わっている先生は30代のフランス人の男性です。

でもこう言っては失礼ですが、彼は普通のフランス人で、決してフランス語を教える事に長けている人ではありません。

今日の授業では、動詞の格変化や単語の綴りに関して、僕が正しくて先生が間違っているという箇所が幾つかありました。

その点は僕としてはいささか不満です。

それでは、どうして今の語学学校を選んだのかと言うと、単純に家から至近距離にあって、行くのが便利だからです。家から学校まで歩いて4分で着いてしまうので、こんな便利な事はありません。

僕は常日頃から時間ほど高いものはないと考えているので、距離が近いのは最大の決定要因になります。

優秀な先生がいるのなら、高い授業料を払ってでもその先生から習いたいのですが、残念ながら僕の家の近所にはそういうハイレベルの語学学校がありません。

結局は今の学校と妥協して付き合っていくつもりです。

そういった事から、自己防衛策として、先生の言う事は100%鵜呑みにせず、授業の後に自分でも必ず検証するようにしています。

こんな感じで、僕が受けている個人レッスンは決してパーフェクトではないのですが、それでも独学だけで勉強を進めるよりは遥かに効果的だと思います。

最大のメリットは、やはり自分の間違いに気付く割合が、独学と個人レッスンとでは雲泥の差があるという点です。

今日のレッスンでは、上述のように先生の間違いを発見したのと同時に、自分の間違いも幾つか見つかって、とても勉強になりました。

僕はフランス語を今まで15年も学んでいるのですから、独学だけだといかに自分の間違えを発見するのに時間がかかるのか、痛感させられます。

また、ネイティブにしか分からない言葉のニュアンスや肌の感覚は、独学のみでは絶対に知り得ないので、これも非常に貴重です。

そして、先生の間違いを発見する事によって、逆にネイティブでも犯しやすい間違いを知るのも、それはそれで無駄ではありません。

間違いをひっくるめて、ネイティブのフランス語はこういうものだという感覚を養うのは、自然なフランス語をマスターする上でとても大切です。「こういう間違いをしても、フランスでは十分に通用するんだ」という類の発見は、独学のみでは絶対にできません。

もし自分の方がネイティブの先生よりも正しい所があるのなら、自分のフランス語力に関して卑下する事なく相対的に見る視点が得られ、大きな自信にもつながっていきます。

というわけで、結論としては、やはり個人レッスンを始めたのは正解だったと思います。

これからも、どんどんネイティブのフランス語を学んでいきたいです!!!

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使える読書のテクニックをご紹介します!

この記事は速読術に関してではありません。

今日は専門的な速読術なしで、読書をスムーズに進める幾つかのテクニックに関して、備忘録として書いておこうと思います。

以下のテクニックをご紹介します。

・語彙を普段から蓄えておくこと
・教科書を読むのに使えるのは専門用語の事前知識
・背景知識は読書の強い味方
・まとまった時間を割くこと


語彙を普段から蓄えておくこと

まず、日本語でも外国語でも、本を読む時に必ず役立つのが、しっかりした語彙力です。

本を読んでいて分からない単語に出くわす頻度が高いと、読書のスピードやクオリティは必然的に落ちます。普段から単語を意識的に学んでいると、単語の意味が分からない事によるイライラが確実に解消して、読書もスムーズになっていきます。

僕は現在フランス語の単語を毎日勉強しているのですが、フランス語の小説を読むのはどんどん楽になってきています。


教科書を読むのに使えるのは専門用語の事前知識

僕はCFA(米国証券アナリスト試験)に3年前に合格したのですが、受験準備の時に膨大な量の英文テキストを読まされて、試行錯誤の末に教科書を読むコツを覚えました。

そのコツは、文章を読み始める前にテキストの文中に太字で印字されている専門用語の定義や計算の公式を単語カードなどに書き出して、まずそれを機械的に暗記してしまう事です。

その暗記が済んだ後にテキストの本文を読み始めると、無味乾燥な文章でも驚く程スラスラ読めるようになって、勉強の効率が格段と上がります。僕はCFAのレベル2は3回目でやっと合格したのですが、この方法を実践したおかげで最終のレベル3は1回目で受かりました。


背景知識は読書の強い味方

例えば、今話題になっているアメリカのトランプ大統領の暴露本『Fire and Fury』を英語でスムーズに読むには、Steve Bannon、Kellyanne Conway、Sean Spicer等の登場人物について予備知識がないと、率直に言ってかなりきついと思います。

僕はテレビやユーチューブを見るのが好きで、毎日アメリカのニュース番組を見るのですが、おかげで時事問題の背景知識がおぼろげにも備わっています。おまけに『Fire and Fury』の出版は大騒ぎになって、作者が連日テレビでインタビューを受けているので、本の中でどこがハイライトなのか、大体見当がついています。

こういう状態でこの本を読むと、もちろんスラスラ読めるようになります。

テレビやネットは必ずしも読書に対抗するものではなくて、緩い背景知識を得るには優れた媒体です。僕がもし自分が知らない分野の本を読もうとするなら、事前に関連のビデオを見て、頭の中に基本的な枠組を構築しようとするでしょう。そういった意味で、テレビは読書の敵どころか、実は味方だと僕は思います。

日本では専門知識をやさしく解説した漫画本も沢山出ているので、これらも予備知識を得るのには非常に便利です。まずプライドを捨てて漫画から始めて、それから専門書を読めばいいのです。


まとまった時間を割くこと

本を沢山読んでいるユーチューバーのビデオを見て特に印象に残ったのは、彼らが毎日一定の時間を読書に割り当てている事です。彼らも別に専門的な速読術を身に付けている訳ではなくて、ただ単に毎日集中して読書をする時間を作っているだけです。

例えば1日に30分間読書をすると決めたら、その時間帯はネットやスマホを見たりするのを止めて、きちんと机に向かって本を読むのです。

ちなみに僕は夜寝る前にフランス語の小説を15分間だけ読むようにしています。短い時間に集中して本を読めるように、あらかじめタイマーをセットしておいて、15分後にタイマーが鳴るまでは、時計を隠して本だけに集中するようにしています。

こう言うと身も蓋もないようですが、結局、本を読むのが速い人は、単に毎日読書に割いている時間が長い人だというのが僕の結論です。


以上、僕が読書のテクニックに関してここ数年で感じてきた事に関してまとめてみました。

「そんなの、当たり前だろう?」と言われるようなテクニックばかりですが、あまりにも当たり前すぎて、ほとんど話題にならないので、かえって見落としてしまいそうな盲点です。

実際この世の中、当たり前の事ほど大切なものはありません。当たり前の事がなかなか出来ないから、沢山の人が苦労するのです。

このブログの読者の皆様の参考になれば幸いです。

これからも読書の世界を楽しんでいきたいです!!!


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フランス語の個人レッスンを開始しました!

今日から僕はフランス語の個人レッスンを開始しました。フランス語の勉強は長い間ずっと独学だったので、ちょっと新しい体験です。

これから毎週1回、90分間のレッスンをフランス人の先生から受けます。気になる授業料ですが、90分間のレッスンあたり日本円で約11,000円です。まあ妥当な値段だと思います。

個人レッスンを受ける最大のメリットは、僕がフランス語を話したり書いたりする時の間違いを、先生に指摘してもらえる点です。独学だけだと自分のミスに気が付くまで何年もかかったり、下手をすると一生気付かなかったりするのですが、個人レッスンだと先生がそういうミスを瞬時に見つけて直してくれます。

今日は初めてのレッスンだったので、先生が僕のレベルを見極めるのが主な目的でした。フランス語の発音に関して、幾つか細かいアドバイスをもらえたので、まずまずの成果です。

最近つくづく思うのですが、語学の最強コンビは、優秀な先生による指導と丁寧な独学の組み合わせです。両者のうちどちらが欠けても上手くいきません。

ちなみにフランス語の独学に関しては、僕は去年からフランス語の辞書を端から端まで学ぶプロジェクトに着手していて、週末を含めて毎日約1時間半フランス語の単語を勉強しています。

今の辞典はまだ4割まで学んだ所ですが、単語力は着実に身に付いてきていて、フランス語の小説を読む時に特に自分の成長を感じます。

今後は個人レッスンと独学を上手く融合して、上達のスピードを更に速めていきたいです!!!


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