僕のフランス語学習遍歴 13

初めてのフランス語の教科書で出鼻をくじかれて以来、僕はフランス語の発音練習は完全にあきらめて、ずっと文字オンリーでフランス語を勉強してきました。（詳しくは こちらをご参照ください。）

僕がフランス語の発音に再度チャレンジする気になったのは、それから3年後のことです。

発音のやり直しの教材には、Berlitz Publishing社が子供の外国語学習用に出している『Adventures with Nicholas』シリーズを選びました。

そもそもフランス語の発音に挫折したのは、教材の音声CDの発音が速すぎてついていけなかったの原因でした。この教材を選んだ理由は、小さい子供にフランス語を教える教材なら音読CDの吹き込みもゆっくりだろうと思ったからです。

そして、実際に音声CDを聞いてみたところ、・・・

なんと予想通り、小さな子供でもついていけるように、とてもゆっくりでクリアな発音で録音されているではありませんか！！！

この音声CDを聞いた時の感激は今でも忘れません。

「なんだ、僕だって、ゆっくり発音してもらえば分かるんだ！」と、今にも舞い上がりたくなるような喜びを感じました。

可愛らしい本の作りや美しいストーリーも手伝って、僕はこのシリーズがとても気に入り、シリーズの3冊とも全部買いました。

何度も音声CDを聞きながら練習しているうちに、フランス語の発音に対するアレルギーが徐々に消え去っていったのです。

今でも、この教科書を見ると、僕のフランス語の発音を救ってくれた恩人に会うような気がして、感謝の気持ちで一杯になります。

そういう意味で、この教材には特別な思い入れがあります。

（続きは、もうすぐアップしますので、乞うご期待！！！）

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