僕のフランス語学習遍歴 3
前述のように、僕の初めてのフランス語の教科書だったLiving Language社の『French Coursebook』はフランス語のあまりにも難しい発音につまづいてしまい、数ヶ月やっただけで途中で投げ出してしまいました。
発音でスランプに陥ったのは、とてもくやしかったのですが、フランス語を学びたいという欲求は消えず、とりあえず発音は全く無視で文字オンリー学習という方針で開き直って勉強を続けることにしました。
そこで、これは役立ちそうだと始めてみたのが動詞の格変化の勉強です。
家族へ出した以下のメールをご覧ください。
Sent: Tuesday, September 09, 2003 12:24 AM Subject: 格変化の勉強を開始しました。 フランス語とスペイン語は今日から思い切って格変化の勉強をスタートしました。1つの単語の格変化の勉強に3日間かかるとして、80単語分を勉強するには240日間、つまり丸8ヶ月必要になります。 でも、格変化の勉強は単調ですが、決まりきった単純作業のため、パターン化してしまえば1日分の勉強は実は非常に楽です。ほとんど頭を使わないで機械的な作業を繰り返すだけでいいのですから、慣れてきたら毎日の勉強が簡単すぎて笑ってしまうかも知れません。8ヶ月間も生ぬるい作業を続けて、それなのに語学力がメキメキと身に付いてくれるのなら、こんなに美味しい話はないでしょう。合計3年間の厳しい勉強の中で、今後の8ヶ月だけはバケーションだと思ってリラックスするつもりです。 8ヶ月の動詞活用の勉強が終わったら、僕のフランス語とスペイン語は非常に強くなること間違いなしです。 今日は手始めにフランス語のdonner (to give)とスペイン語のhablar (to speak)の直説法現在形と直説法不完全過去形を暗記しました。この他にも直説法単純過去形、直説法単純未来形、接続法現在形、接続法不完全過去形など、気が遠くなるほど格変化があります。昨日はフランス語の動詞1つについて42の格変化があると書きましたが、どうやらそれは間違いで、実は全部で90の格変化があるようです。ちなみにスペイン語の格変化は106通りなので、更に手間がかかるでしょう。 とにかくこれからの8ヶ月間、焦らないで確実に学んでいきたいです。
と、こんな感じで動詞の格変化の勉強を開始しました。メールを改めて読んで気付いたのですが、この時はフランス語とスペイン語を並行して勉強していました。
教科書として使用したのは、やはり同じLiving Language社の動詞活用表と、米国Barron’s社が出している『501 French Verbs』です。
これらの教科書をカードに書いたり、エクセルの表にしたりして勉強をしました。
僕はエクセルの関数とか書式設定が得意だったので、フランス語動詞活用チェックファイルを自ら作成しました。
エクセルの表は動詞の格変化を正しく入力できた時は自動的に入力セルの色が青になったり、間違っていればピンクになったりする、ちょっと凝った設定にしてあります。このファイルを使って何回も不規則動詞を入力して覚えられるまで練習しました。
今日は本当に数年ぶりにこのエクセルファイルを開けてみましたが、きちんと作動してくれました。物凄く懐かしいです!
そして動詞の格変化を学んだ後は、発音を無視したままですが、いよいよフランス語の原書にチャレンジすることにしました!!!
(続きは、もうすぐアップしますので、乞うご期待!!!)
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